- name
- Warshall-Floyd 法
- short description
- Warshall-Floyd 法とは、全点対間最短経路問題を解くアルゴリズムのひとつ。負閉路が存在するなら検出できる。定数倍の軽い $O(\vert V \vert ^ 3)$ で動く。
- input
- 辺重み $c : E \to \mathbb{R}$ 付き有向グラフ $G = (V, E)$
- output
- 各頂点の組 $(s, t) \in V \times V$ に対し $s$-$t$ 最短路長
- time complexity
- $O(\vert V \vert ^ 3)$
概要
Warshall-Floyd 法とは、全点対間最短経路問題を解くアルゴリズムのひとつ。 負閉路が存在するなら検出できる。定数倍の軽い $O(\vert V \vert ^ 3)$ で動く。
全点対間最短経路問題を解くとは、辺に重みが付いた有向グラフ $G$ が与えられたとき、頂点の組 $(s, t)$ のすべてに対して $s$-$t$ 最短経路を求めるということである。
詳細
(省略)
関連項目
- Dijkstra 法
- Dijkstra 法は単一始点最短経路問題を解くアルゴリズムのひとつである。競技プログラミングでは Warshall-Floyd 法と並んで頻繁に利用される。
- Bellman-Ford 法
- Bellman-Ford 法は単一始点最短経路問題を解くアルゴリズムのひとつである。Bellman-Ford 法は緩和を収束するまで繰り返すことで動作するが、これは Warshall-Floyd 法も同様である。